ギタリスト、長久保寛之氏のプロジェクト「Exodelic」のカセットテープが入荷。自身のバンド、Exotico De Lago に光風 & Green Massive への参加などで知られる素晴らしいギタリストが作ったホームメイドミュージックの存在を、僕はワダさんから教えて貰った。茹だるような暑い夏の夜、「ボッチャンのソロがやばいから聴いた方が良いよ。」と。その数日後、偶然にもボッチャンこと長久保さんに会い、この話をしたら早速音源を送ってくれた。これはお盆直前の葉山のオアシスでの話。そしてこのテープのリリースインフォが届くのを首を長くして待っていたわけです。エキゾチックでサイケデリックな要素をふんだんに盛り込んだ奇妙で奇怪なロックステディはトリップホップと同系列で語れるドープさを感じさせる。またシネマティック・ソウルのような美しさ、ストーリー性も。ザラついた音質はこの音楽性、カセットというフォーマットにもバッチリとはまっている。創造力とセンス、そして勇気が生んだ攻めの一本に大興奮。
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