毎回、愛あるリィシュー作品を届けてくれるレーベル、アナログ・アフリカのカタログに素晴らしい作品が加わった。カーボベルデの音楽、フナナーの傑作を発売から約20年の時を経てワールド・リリースを敢行!1997年にカーボヴェルデ国内のみでリリースされた本作は、まさにカーポヴェルデの最深部、現地のナマの音と言う訳だ。ポルトガル、アフリカ、南米を繋ぐ奴隷貿易の中継地点として栄えたカーボヴェルデ、と言うのが一聴して感じ取れる文化の入り混じった音楽、フナナー。アコーディオンの牧歌的な音色にクドゥロはもちろん南アのシャンガーンも彷彿させる激しいアッパー2ビート。近年ではエレクトリック化も進み、新たなダンスフロアを賑わせているフナナー。2曲目は記憶が定かではないのだが、カナダ出身でNYを拠点に活動するDJ/プロデューサーのアップルート・アンディがサンプリングしていたような、、そんなフナナーの土着で灰汁の強いオリジナルな部分を体感できる傑作!トロピカル・ミュージック決定盤!!
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