未来世紀メキシコの一員。DJ Doc.Koyamantado プロデュース。彼の産まれ故郷、愛媛県は松山市三津浜で開催している夢のような宴「ケパソ」。2020年の開催がコロナウィルスの感染拡大に伴い中止／延期。出演予定だったバンド／ミュージシャン／アーティストの音源を集め、ラジオ仕立てのコンピレーション・アルバムを制作。
グルーヴある最高のユーモア。ジャンル問わない括れない選曲。僕のツボに刺さりまくり。で、この趣旨を聞いてなるほど、とさらに刺さりました。 ”ケパソはほぼ毎回入場無料で開催するため、協賛金をいただいて運営してきました。毎回三津浜や市内の音楽活動に理解のあるお店に出向き、趣旨や内容を話して協賛を頂いてます。今回は流行り風邪のため宴という形ではありませんが、音楽を中心にした地元のエネルギーの循環というイメージは同じに、方法がCD という形に変わりました。自粛期間に活動することが難しかった地元のミュージシャンの活動を応援していただこうと考えました。音楽をエネルギーにした地域循環、地産地消的な企画です。” Doc.Koyamantado
タイトルにある「Tohcara」はご存知、EKD のお店で「ケパソ」の舞台の三津浜という街にある。本作に楽曲を提供したミュージシャンたちも、この近郊に住む人たちばかり。よくこれだけの濃厚な一癖も二癖もある人たちがこの地に集まったものだ。この街の「引きの力」に驚き。 伊予鉄道三津駅降りてすぐの住吉橋袂にあるホットスポットから届いた放送コードギリギリのラジオ仕立ての一枚は酒に笑いに涙。なんでもありあり、あっという間の55分。三津浜という町の「生」の記録。そのリアルさは胸を打つ。なんつーかエモいんだよ。いい匂いがするんだ。裏三津浜のドアは今日もきっと全開。いや、こっちが表？？ま、そこはどっちでもいいよね。 各地にいろんな人がいて、いろんな音楽が流れてて、いろんな想いがあって。それをこういう形で感じ取れて、共有できるっていうのはロマンがあってとってもいいと思うんだ。
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