西アフリカはマリ出身のギタリスト、Leon Keita の編集盤LP が入荷。1947年にギニアの大西洋岸コナクリで産まれた彼は学業を終え、ピアノジャズのオーケストラを結成。その後、Salif Keita が在籍したことでも知られる伝説的なバンド、Rail band の結成に携わる。さらにこちらも同じく伝説的なバンドのLes Ambassadeurs Internaux にも参加。彼の偉大さがよく分かるエピソードでしょう。多幸感溢れる彼の音楽は聴いているだけで心が解れてくる。呪術的な展開を聴かせるギター、跳ねるドラム、ヘビィなベイス。一度耳にしたら忘れられない中毒性の高さ。彼が1978年から79年にリリースした3枚のLPから選曲された本作。どの曲も6分から9分と長尺だがその長さを感じさせないほどの超強力な引力。また彼の曲はコロンビアのバランキージャのサウンドシステム=ピコのシーンで大ヒットしたとか。なるほど、チャンペッタと並んでスークースなどとの相性の良さもよく分かる。当時のマリの大衆音楽の面白さ、多彩さそして前衛性を楽しめる一枚。
Side A
Side B
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