フランス西部のアンジェを拠点に活動するThe Loire Valley Calypsos の5年ぶりのアルバムが入荷。ヴィンテージ感に溢れたカリプソやメントをレパートリーにしていた彼らだが、5年間の沈黙の中でその音楽キャパシティは想像を超えるほど増幅していた。ビギンにズーク。またManu Chao がプロデュースしたCalypso Rose のアルバムのようなモダンカリプソからアンゴラのキゾンバにアフロ・ファンクにマロヤまで披露。カリプソ、カリブ音楽へのトリビュートは終わり次のステージへ到達。この進化は凄い！カリプソバンドからコンテンポラリーなトロピカル音楽バンドへと見事な成長を遂げた。いい意味で期待を思い切り裏切ってくれたこのアルバム。賛否の声はきっと上がるだろう。それがいいんだよ。なぜならそれは攻めてる証だから。今までの彼らが好きだったという人には受け入れられないかもしれないけれど、僕はこの挑戦に120％の同意と賛辞を送りたい。いろんな風景が目に浮かんでくる。一枚で世界各地のトロピカル音楽を味わえる贅沢さ。これは凄いアルバムだ！discos PAPKIN のツボ！！

• 01.Mon Gamin
• 02.Chercher la chaleur
• 03.La Semaine
• 04.Samos
• 05.Discodebs
• 06.S'ouvrent les nuages
• 07.Tu appelles
• 008.Salvador
• 009.Goombay Mama