ブラジルはサンパウロを拠点とする変態サックス奏者!チアゴ・フランサ率いるア・エスペタクラール・チャランガ・ド・フランサの記念すべき世界デビュー作!とのことで、のっけからブラスアンサンブル強烈なクンビアでスタート!!!どうやらカーニバル時に結成されたバンドだそうで、多い時で60人の管楽器奏者と30人の打楽器奏者がいたこともあるんだとか。タイトルに"カーニバル"が冠された『Carnaval Arco-Iris』(A-2)や『O Capitao Do Sax』(B-1)などはもちろん、全編を通してカーニバル的な雰囲気もありますが、大所帯でのブラス・サウンドなので、クレズマーやバルカンビートを彷彿とさせる性急な『Vem Desacatar』(A-3)や『Eu Te Conheco』(A-5)、イタリアのタルコまではパンク色は強くないけれど、フランスのゾグル・ド・バルバックやオンダトロピカにも通じる『Cara Do Apetite』(B-2)、サンズ・オブ・ケメット風味のある『Cade Renan?』(A-4)、エグみのあるサックスソロが痛快な『Nao Para (Don't Stop 'Til You Get Enough)』(B-6)など、良い意味でブラジルらしさをあまり感じさせずバラエティに富んだ一枚です。SHOCHANG (HIGHLIFE HEAVEN)
Side B
» 商品の取り置きは3週間まで/返品・についてはこちら