このリリースを発表出来る日が来たことを心から嬉しく思います。日本のストリート発のラテン・バンド、COPA SALVO の過去音源からセレクトされた編集盤がな、な、なんと!!英国のレーベル、Jazz Room Records から発売!
忘れもしない。いや、忘れることなんてできやしない。2023年の4月19日22:00を回った頃に届いた一通のメール。送り先は英国!送り主は、ん?んん??Paul Murphy だって!?スパムではなさそうな雰囲気を察し、何事かと本文を確認してみると「COPA SALVO のレコードをリリースしたいから協力してもらえないか?」と!!おいおい、マジかよ。活動休止していたバンドの復活ライブの3日前だぜ。間違いなくこれは何かの力が作用している。僕は震えた。これを奇跡と言わずになんというのか。この奇跡を共有したくてメンバーの増田、小林そしてピーチくんにすぐに電話したんだ。(3人の面白過ぎる反応はここに書くと長くなりすぎるので、気になる人は直接僕に聞いてください。バッチリとオチはついてます。さすがだぜ笑) 再始動に向けてナーバスになる皆にこれ以上ない援護射撃だったと思う。あれから1年半と少し。ついにリリースされた。 本作はデビュー作から4枚目のアルバム、Mango-Logy の中からセレクト。選曲はもちろんPaul Murphy。クラブ・ミュージック好きならば一度は耳にしたことがあるだろう彼の名前。英国発で90年代には日本始め世界を席巻した音楽カルチャー、Acid Jazz の創生に大大大貢献。ていうかパイオニア。Gilles Peterson らにも大きな影響を与えた人物。そんな彼の信頼できる審美眼で切り取ったジャズサイドのCOPA SALVO をここでは紹介。なるほど、こうくるのかという曲の並びがとても興味深い。近年、2000年代の日本のクラブ・シーン発のバンドの発掘が世界的に進む中、ここに辿り着くのは大いに納得。Mango-Logy がリリースされた2006年までの集大成が黒船乗って帰還。言わせてください、このパンチライン。とうとう来たな、この時が!!とは言え、彼らはまだまだ現役「ING」。ここから快進撃の予感しかしないのは僕だけ!?大いに期待しようではないですか。超微力ではありますがこのリリースに少しでも関われたことを光栄に思います。そしてメールをくれたPaul Murphy 氏に心より感謝します。
Lado A
Lado B
» 商品の取り置きは3週間まで/返品・についてはこちら