エストニア出身のMisha Panfilov。唯一無二の世界観は決して新しい!と言う訳ではないのだが、○薬的な中毒性の高さで多くのリスナーを虜にする。現に僕もその一人。デトロイトを拠点にするレーベル、FNR から素晴らしい7インチ、アルバムをリリースし続ける鬼才と呼ぶに相応しい彼の最新アルバムがノルウェイのジャズ系レーベル、Jazzagression から発売された。ベイスはファンクにジャズ的なアプローチ。レアグルーブ的な側面も。自然とその場に馴染んでしまう親近感。「クラフト・ミュージック」と呼びたくなる手作り感。メロディ、サウンド面の美しさ。サイケデリックな味付けはある種の「毒」として彼の曲をより一層引き立てるスパイスに。そしてレイドバックなム−ドも。まるで白昼夢を見ているかのようなメランコリックな不思議な感覚。この気持ちよさが堪らないのだ。アルバムのストーリーまでもうパーフェクト!!としか言いようがない。これが彼の音楽。もう僕はそれに首ったけ。期待を裏切らない素晴らしいアルバムを届けてくれた。これを待望と言わず何を言う。そんな一枚です。
Side A
Side B
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